英銀最大手HSBCは30日、日本で個人金融(リテール)業務に本格参入する考えを明らかにした。主に富裕層向けの資産運用業務を手掛ける計画で、保険商品の販売も検討しているという。外貨預金や海外投信など国外への投資を急増させている日本の個人金融資産を取り込むのが狙いだ。
スティーブン・グリーン会長ら経営陣が明らかにした。日本での個人金融業務は「銀行買収ではなく、自前で店舗を開設する」方向で準備中といい、金融庁の認可が得られ次第、スタートする考えだ。
HSBCは英国などの主要国以外でもアジアや中東、南米の新興国などで金融事業を展開しており、グローバルな拠点網を活用した富裕層向けサービスに強みを持つ。日本で新たに展開する個人金融業務は、預金残高が約1200万円以上の顧客を対象に、資産運用助言、送金、クレジットカード、保険販売などの多様なサービスを提供する内容になる見込みだ。
引用:NIKKEI NET